瞳の奥の秘密

本年度アカデミー賞外国映画賞を受賞したアルゼンチンの映画です。

25年前に殺人事件が発生します。刑事裁判所に勤める主人公たちは、苦労して真犯人を逮捕するのですが、数ヵ月後、犯人は、釈放されてしまったうえ、主人公は命を狙わる羽目に。やむを得ず裁判所を退職し田舎に引っ越します。
そして、今、事件を振り返り、主人公は小説を書きはじめます。事件の記憶をたどり失われた時を取り返すため、当時の関係者に会いにいきます。そこで衝撃の事実が、という映画です。

殺人事件がメインの映画なのですが、細かいストーリーの現実味が疑問があります。(私が昔の南米の社会状況を知らないせいかも知れませんが)
この映画の面白さは、殺人事件に絡めて描かれたラブストーリー。だから、ラストのシーンが印象に残るのですね。。

ストーリー展開や運びなど、洗練されていない部分も多いですが、魅力にあふれる作品です。