ムンク展

parasol2007-10-14


今日は国立西洋美術館で開催されていたムンク展に行ってきました。ムンク「叫び」などの絵で有名で、今回の展示でも、いわゆる不安や死、といったテーマの作品が多く展示されていますが(ただし「叫び」は来ていません)、展示のテーマは、装飾画家としてのムンク、ということです。

ムンクは、個人宅や、大学の講堂やチョコレート工場の社員食堂といった公共空間の装飾を手がけており、その作品は、我々の知っているムンクの絵に比べると、明るい色彩だったりします。

ただ、テーマの選び方や、筆の使い方、といったものは、やはりムンクで、なかには、「他人の家の装飾画にこんな絵を飾ってよいのだろうか?」というものもありました。