フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展

parasol2007-10-07

国立新美術館で開催されている「フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」に行ってきました。
17世紀、スペインからの独立を果たしたオランダでは、経済発展を元に、市民が文化の担い手となったことから、聖書などの題材ではない、日常生活を描いた風俗画の人気が高まりました。
この展示では、フェルメールをはじめとする、風俗画と、17世紀の絵画に加えて、18世紀以降に、17世紀の黄金時代に影響を受けて描かれた作品が展示されています。

フェルメールの作品の中でも人気の高い「牛乳を注ぐ女」が日本で初めて公開されることもあり、非常に混雑していました。
なお、フェルメールの作品はこの1点のみです。

「牛乳を注ぐ女」は想像以上に小さく、人も多かったので、絵の細かい表現を確認することはできませんでしたが、絵のもつ色彩、光による陰影の表現などを中心に鑑賞しました。