国立ロシア美術館展

parasol2007-06-17

朝早く起きて、上野の東京都美術館で行われている『国立ロシア美術館展』に行きました。予想通り、それほど混雑しておらず、ゆっくり作品を鑑賞することができます。

ロシア美術はあまり馴染みはなく、今日見た美術展の作家名リストの中には、一人も知っている作家がいませんでした。

ロシア芸術は音楽や文学などに幅広く世界的な著名人を送り出しています。しかしながら私が単にロシアの画家を知らなかっただけかもしれないですね。

エカテリーナ2世肖像画に始まり、ロシア革命の時代まで、日本で初公開の作品も多く、本格的かつ体系的に紹介されています。

作家の題材はクレムリン宮殿から農奴などの庶民の生活など様々です。写実的に描かれていて、見る者をひきつけます。ヨーロッパ絵画の影響を受けつつも、ロシアの大自然の中で育まれた独自の文化と融合させています。