旅行2日目

今日は万博の日です。
朝7時前から旅館で朝食。7時30分に旅館の送迎バスで犬山駅前に移動。午前8時発で万博会場へのシャトルバスがでています。
東京の近畿日本ツーリストの店員さんは知らなかったくらいなので、マイナーなバスかと思っていたのですが、4号車まででているのは意外。

リニモで万博会場に行くと北ゲートというところに到着するのですが、バスだと東ゲートに到着します。で、明らかに東ゲートの方が人が少ないのですが、それでも、すでに長蛇の列。8:50分頃の到着だったので、仕方ありません。(開場は9:00)
9:00開場なのですが、金属探知と荷物検査に時間がかかり、入場は9:15頃で、なおかつ、開場までは10分近く歩く必要がありました。
で、中に入った段階で、トヨタパビリオンの整理券は終了。日立グループ館の当日予約も終わってました。

そうは言っても気を落としている暇もなく、パビリオンを巡ります。

  • 夢見る山(共同パビリオン)

整理券がすぐもらえて、10:00から。「めざめの方舟」という映像展示でした。スロープをあがって、立って見るスタイルです。総合監督が押井守、というのがウリみたいです。
スクリーンの周りに、40体ほどの大きな人形などがいて、途中で動くのかな?とか思ったのですが、そうでもなくて、10分ほどで映像は終わってしまいました。
スロープ上で立つ位置によって見える映像が違ったり、会期中も映像が変わったりするようで、それなりに凝っているようですが、ちょっと空振り。
押井守さん、アニメの奇才なのですが、実写はそうでもないこともあるようです。

評価 ★

  • ガスパビリオン

ここも整理券をもらって、11:00から。入口を入ると、4つのモニターが並んでいました。3つはライブ映像(?)で、もう1つは、録画映像でした。
万博の映像展示には珍しく、ストーリーのある展示で、簡単な手品みたいなシーンもあり、それなりに楽しめると思います。ただ、「炎」という点では期待ほどではなくて、USJのウォーターワールドの方が全然迫力があります。
シアターを出たところには展示コーナーもありましたが、とりあえず、パス。

評価 ★★

食事をしようと思ったのですが、どこも混んでいたので、会場内のサークルKでパンを買って、三菱未来館に並びました。
最初に、ロボットの「ワカマル」が案内をしてくれます。日本語はたどたどしい、いわゆるロボット言葉なのに、英語などを話すときはえらく流ちょうになる、という不思議なロボットです。
そして、ロボットの案内が終わると、地球と月の映像が映し出されるのですが、地球と月に目と口がついて、おしゃべりします。これが意外にかわいくて好印象。
シアターは、最初に月の誕生シーンから始まり、次に月がない地球のシーンになります。月がないと、地球の自転速度がきわめて早く風が強く吹き、生命も今とは全く違ったものになるそうです。で、最後は美しい地球のシーン、という具合です。
シーンが進むにつれて、スクリーンが広がり、鏡も組み合わされて、映像はかなり美しいものでした。テーマは学術的なのですが、難しいことを考えなくても、十分に楽しめると思います。

評価 ★★★★

フク丸エクスプレスというライドに乗って、様々なところを巡るというアトラクション。思いっきりディズニーランドですね。

評価 ★★★

  • グローバルハウス(ブルー)

グローバルハウスは、オレンジとブルーの2つのパートに分かれていて、どちらか1つを見てマンモスを見る、というルートを通るか、マンモス単独観覧かを選ぶことができます。私は事前予約で、ブルーを確保していたので、ブルーを見ました。オレンジは見ていません。
ブルーでは、ソニーのGXLという、レーザーを使ったプロジェクションシステムの映像を見せます。内容は、自然と地球、というようなありがちなものでした。
確かに、超ワイドで、高精細な映像という点は素晴らしいのですが、他のパビリオンの工夫に比べると、スクリーン形状はふつうの長方形ですし、コンテンツもありきたり、というか、練りが足りないような気がします。

その後、マンモスなのですが、一瞬にして終わってしまいました。上野動物園のパンダより、はるかに短いですし、パンダのように立ち止まることも、戻ることも許されません。
もちろん、骨ではないマンモスを見るのははじめてなので、感心はしたのですが、それよりも「もう終わり??」という感情の方が先にきてしまいました。

評価 ★★

他のパビリオンは、それなりに、万博のテーマである「自然の叡智」を意識した展示になっているのですが、ここはそんなこと、お構いなし、です。
ここは、超電導ラボ・3Dシアター・リニア車両見学の3つに分かれいて、3Dシアターがメインのようです。
シアターでは、いわゆる3Dメガネをかけて映像を見るのですが、この手のシアターにありがちな、いかにも3Dです、という映像はなくて、角度を変えてリニアが走るシーンを音楽に合わせて見るというものでした。そんなに映像素材がないためか、間延びしてました。
581km/hを記録したシーンなど、鉄道マニアは喜ぶでしょうが、一般人にとっては、どうかなぁ。
このシアターで一番良かったのは、椅子の座り心地です。万博の企業パビリオンの中では随一かと思われます。

ここのオフィシャルグッズで、チョロQがけっこう良かったのですが、3000円もしたのであきらめました。

評価 ★★

とりあえず、JR東海まで見終わったところで、16:30になってしまいました。日立館は混んでいるので、トヨタグループ館を狙いました。
すでに整理券の時間は終わって、先着順の時間になってまして、今から行くと、18:40の回は確実に見れるそうです。
ちょっと迷ったのですが、グローバルループ上で座って待てることもあり(ほとんど立ちっぱなしで疲れていたので)、待つことにしました。
 内容は、ロボットのバンドが演奏をするパートと、未来型の乗り物に乗るパートに分かれていました。まぁ、演出も凝っていてそれなりによかったと思います。


評価 ★★★★

トヨタを見終わって、7時過ぎ。8時からの「鯉の池イブニング」を見ようかと思って、隣の三井東芝館を見たところ、60分待ちとの掲示。鯉の池は明日にすることにして、行列に並びました。並んでいる人はそれほど多くないのですが、どうも列が先に進みません。
このアトラクションのウリは、観客の顔をスキャンして、それが映画に登場する、という点なのですが、このため、参加人数が厳格に決められています。また、スキャンにえらく時間がかかるため、列が進まないのです。
このパビリオンでは5人1組で顔をカメラ箱の中に入れて写真をとります。その際、顔の位置などについて、それなりに制約があるようで、なかなか進みません。
さらに、全部の写真を撮りおわった後、コンピュータで処理のため、数分待たされたりします。
取り込んだ人の顔をCGアニメーションとして出演させるのですが、残念ながら、自分がどの登場人物だか、わかりませんでした。メガネをはずして写真をとったのと、顔の部分だけで、ヘルメットをつけてしまうので、人間の全体的な雰囲気が出てこないなど、いろいろな要素があるとは思います。

評価 ★★★+