ペリー&ハリス展

東京江戸博物館で開催されている、ペリー&ハリス展に行ってきました。
江戸末期の黒船来航で有名なペリーと、日米修好通商条約のハリスです。

色々な品物が展示されており、条約の原本などが目玉展示なのですが、当時の日本人が描いたペリーに興味をもちました。
当時、様々な資料に、来日したペリーとアダムスの絵が出回っていたのですが、当然、実際にペリーを見た人はごく限られており、絵は書き写しの書き写しとなります。この間、当時の日本人のイメージによって、髭が増えたりと、絵が変わっていました。

また、ペリーと一緒に来た画家のハイネが描いた日本の風景が興味深いです。日本橋や鎌倉の建長寺などの油絵が展示されています。浮世絵のような形で見るのが普通なので、西洋絵画の技法で描かれた江戸時代の日本の風景は新鮮です。

地味な展示会とも言えますが、それほど混雑もしておらず、当時の雰囲気を感じることができます。