大ロボット博

parasol2007-12-09

今日は、午後から国立科学博物館で行なわれている『大ロボット博』に行ってきました。「からくり人形」からアニメ、最新ロボットまでニッポンのロボットが大集合しています。
その中でも私は「からくり人形」にとても興味を惹かれました。
まず第一に、我が家に「茶運び人形」と「弓引き童子」があるからです。
夫が4年ほど前に突然買ったんです。でも当然きちんとお茶も運ぶし弓も引きます。
お殿様が客人を喜ばせるため、作らせたそうです。初めて見る人は皆大喜びで、当時のロボットは道楽だったとの事。今の現代人が見ても面白いのだから当時の人が見たらどんなに驚いただろうかと想像すると、とても可笑しいです。
映像でも紹介されていた「字を書くからくり人形」は『寿』ときちんと書き、私の字より全然お上手です。日本のからくり人形の技術は当時としてはヨーロッパと同じ水準にありアジアでは日本だけだった。それも腕を曲げて字が書けるのは日本だけだった。江戸時代から日本は技術大国だったと愛知万博で学びました。
昔の「からくり人形」は、改めて今の「アシモ」なんだと思いました
第2会場のアシモ館では「わが家にロボットがいたら」と題して未来の生活をシュミレートしています。「アシモ」がお茶を運んだり、踊ったり家族の一員となって行動しているんです。
この展示の方法は、江戸時代のお殿様がお客様を喜ばしたお茶会と一緒ではないかと感じました。素人の私が見てもすごいと思ってしまう、最先端のお金のかかった道楽です。しかし道楽としてではなく、実用性も伴っている「アシモ」は無限の可能性を秘めています。だから魅力的なんだと思います。
ただ我が家に「アシモ」が来たらきっと私はのび太君の様に何もしない。その内ドラえもんみたいに怒られるんだろうなぁーと思いました。