フェルメールと17世紀オランダ絵画

足立区生涯学習振興公社とNHKの主催するフェルメールと17世紀オランダ絵画という講演に行ってきました。

これは、先日、私たちが行った「フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」に関連して開催されるものです。

往復葉書を送って抽選なのですが、2通送って当選したのは1通です。(足立区生涯学習振興公社のイベントに申し込むといつもこうなります)
会場は北千住駅から徒歩15分ほどの足立中央図書館の上の講堂で、200人ほど入れるのですが、満席でした。当選して当日こない人があまりいないようです。

内容としては、17世紀オランダで宗教画が作りにくくなった理由、市民がスポンサーとなったために小さな作品が増えたことなどを説明した後、いくつかの絵を解説します。
絵に描かれているものは、単純な日常の光景のように見えて、実は、宗教的・道徳的な意味を持っているそうです。一方、フェルメールは他の風俗画と違い、余計な記述が一切ない風俗画を描くのが特徴とのことでした。

説明のスライドは、iPodを使っていました。確かにパソコンより軽いうえ、単に写真をめくるだけなら、操作も簡単なので、便利だと思います。

展示会の出展作品以外の作品についても触れられて、よかったです。