雪にやられた日

大江戸温泉物語

実は今日から2日間で会津の東山温泉に行く予定だったのだが、雪のためツアーが中止になってしまいました。
本当は会社に行ってもよかったのですが、そんな気力も失せてしまいまして、気を取り直して、来月の同じツアーに申し込み、以前から行こうと思っていた「おたく:人格=空間=都市」に行くことにしました。
東京都写真美術館では文化庁メディア芸術祭というのをやっていて、これは、文化庁が内外から募集したメディア作品を審査して優秀作を決めているのですが、その作品がいろいろと展示されていました。
数が多くありましたが、いくつか印象に残ったり、プログラムのネタになりそうなものもあったりと、入場無料の割にはよかったです。
一方、今回のメインの「おたく:人格=空間=都市」ですが、内容は「オタクの成り立ち」「オタクの部屋」「レンタルショーケース展示」「コミケ」「アキハバラ」というような展示でした。

 「おたく」という人格が、個室という空間を形作るというところまではふつうです。
ところが、これが秋葉原という都市を形成している、というのが意義深いのだそうです。つまり、通常、都市は、行政や企業が計画を作ってそれに基づいて構成されますが、秋葉原は、このような計画に基づかない都市ということです。
また、今や、おたくは、インターネットを通じてインターナショナルな広がりを見せている、というのも新鮮な点でした。