ルノワール展(伝統と革新)

ルノワール展


国立新美術館で開催されているルノワール(伝統と革新)展に行きました。日本でも人気の高い画家だけあって、寒くて雨の降るなか、盛況でした。
初期から晩年までの作品が80点ほど展示されており、ルノワールの絵画の変遷もとらえることができます。

印象派の画家としてモネと双璧という印象が強いルノワールですが、ルノワールは途中から独自の画法を作っていきます。作成順に作品が並べられているわけではないのですが、同じ主題を扱った絵を見比べると違いが分かります。

2年ほど前に、Bunkamuraで「ルノワール+ルノワール展」というのがあって、ここはルノワールに加えて子のジャン・ルノワールを加えた展示で新鮮な印象があります。
一方、今回は正統派なルノワールの絵画の展示でした。